プロセス製造業の業務改革・システム構築のスペシャリスト サリール・コンサルティング株式会社

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世界の激しい競争に打ち勝つ企業体質へ変貌させるには、何をどう変える必要があるのか?
個別テーマの業務改革コンサルティング

製造原価低減のための原価管理の必要性

原価計算は、管理会計上必要な計算である事はご承知の通りですが、製造の実際 原価の把握を細かく把握する事と標準原価計算制度を導入する事によりコスト面か ら原価低減の要因を発見する事が容易になると言えます。

『原価管理のポイント』

  1. 商品・製品別の製造原価を把握 ⇒ 儲かる商品とかどうか、原価改善ポイントが判明 
  2. 製造工程を複数に分解した"半製品別の製造原価把握" ⇒ 工程別の課題抽出
       工程別に生産実績の把握(生産ロスの把握を含む)⇒ 半製品別の製造原価
         (工程のみで発生する原価と上流からの累積された原価)
  3. 次の例は感冒薬の簡単な製造工程のフローです。 
       半製品別の製造原価の把握という意味は、製造工程フローにおける原価工程
       程別に生産される生産物(半製品)別に原価を把握する事になります。
  4. 原価要素毎にコスト分解(原価指標の細かさ-15前後が適当か-) 
        例) 主原料、副資材、作業時間、生産ロス、設備の減価償却費とメンテ費、
            運転エネルギー費、直接労務費と間接労務費等
  5. 標準原価(理論原価)の策定⇒目指すべき原価(評価基準)
        理論的な配合処方 原料、副原料、副資材などの配合比(標準と代替パターンも
        含め)一定の生産量を製造するために必要な理論上の原材料費・労務費・エネル
        ギー費等から求められる原価の事(購入単価は通常予算策定の段階で設定)
  6. 標準原価計算制度の採用 ⇒ 製造コスト分析
        標準原価、予算原価、実績原価、実際原価を把握し、原価要素毎の数量
        差・価格差・原料構成差(配合処方差)・能率差・稼働率差などの差異
        分析を行い"コスト増減の要因"見つけ出し、標準原価(理論)からの乖離に対して
        対策を行う
  7. 原価管理における値は、管理会計の原価計算値と一致
  8. コストシミュレーション(損益と原価)とその必要性
        1)今後数カ月先、数年先の売上予想に対応する予定製造原価と損益
        2)原料費・労務費の変動に対処する予定製造原価
        3)原料構成を変えた場合のコストシミュレーション 

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