
生産管理機能の変貌と重要性の高さ
最近の生産管理は、その目的と役割を変貌しつつある
生産管理デザインのポイント
1)サプライチェーンの一環としてのデザイン
- 受注・生産・購買・物流の指令搭をもうけて、情報の一元化と計画と指示を一元化
- 受注、生産計画、生産実績把握、購買、物流の管理メッシュの統一
資産把握・コスト把握(原価・物流費・販管費・売上)・損益
管理等のコストセンター(原価部門)
設備の定義とコストセンターとの結びつき
在庫保管場所の階層(地域、管理部門、保管場所)
生産設備の階層(設置場所、工程階層、設備・装置)
- LJIT(Logistics Just In Time)方式での生産管理
需要志向の計画・指示主導型
少量多品種の需要への即時対応可能なフレキシブルな計画
安価な生産スケジュール・設備稼働・在庫・要員等計画
計画部隊は
納期遵守・コスト安価・製造の制約条件を加味した計画立案に注力し、
迅速な生産・購買・出荷計画変更作業を実行
進捗監視と計画変更に伴う購買・生産・物流現場へ指示
生産実行部隊は、
生産の最適化・品質・誤動作防止・安全・収率改善に専念
2)世界標準CIM6階層とS88を意識したデザイン
- CIM階層は下記の図CIM階層モデルを参照
- S88は下記の図"S88を意識した製造管理の工程モデル図"を参照
3)作業の動き&物の動きと情報の動きを一致させるデザイン
- 作業と物の移動の発生とコンピュータ情報(実績)一致の必要性
コンピュータ機能を使った効率的生産活動を支援ができない
例;ジャストインタイム方式の生産管理
-不合格品の原料・半製品を生産使用不可能チェック
-在庫をきちんと反映した引当・最低在庫保有
-誤動作防止チェック
