弊社代表取締役 久保田は、住友化学(株)での経験をもとに、数多くの製薬・化粧品・食品
・化学等のプロセス製造業のお客様と、この10数年いろいろな課題について業務改善とシステ
ム構築に関するコンサルティング等に携わってきました。
日本経済は100年に一回といわれる未曾有な経済危機に直面していると言われております。
弊社が皆様にお手伝いできます事は、時間サイクルのマネージメント判断環境、SCMの導入、
生産革新、品質保証などに関する組織変革と業務変革を行うためのコンサルティング、および、
それを支えるシステム構築に関するコンサルティングをさせていただきます。具体的なテーマは
左記の一覧をご覧下さい。 |
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アメリカの金融破綻を契機にして世界同時不況に陥りました。しかし他国は景気を少し回復しつつある一方、日本だけが回復基調になれない状況です(株価も同様)。 日本は1990年のバブル以降、一時的には回復したとはいえ経済構造に亀裂が生じているのでないでしょうか。
弊社は4つの大きな経済構造に亀裂が生じたまま解決せずに現在にいたっていると考えています。
日本のプロセス製造業は構造的な欠陥とは4つあると考えています。
欧米の経営と業務は時間サイクルのスピードで動いています。日本では月次サイクルで動いているといっても過言ではありません。何より社長をはじめとする経営者が飛行機の機長となり、自ら自社と競争会社の経営状況を把握し、企業という飛行機を操縦する経営形態になってない事です。
1980年代までのように企業が提供する商品を貪欲に購入する時代は終わったのです。物の飽和・飽食の時代に入り、消費者は商品に個性を求めはじめました。また同じ効能なら安価なものを選択する賢さも身につけたのです。
その結果、消費者のニーズは多様化し、またその製品寿命は短くなったのです。もう1980年代までの供給側は大量生産・安定生産という生産方式は通じなくなりつつあるにもかかわらず、製造業の中には頭が切り変わっていない点が多々見受けられます。
日本の製造業は安価な労働力を求め中国や東南アジアに進出しました。しかし現在では中国や東南アジアの製造技術は格段の進歩をとげ、日本の製造業を追い越そうとしています。
- コスト競争力に勝つために日本の製造業は中国や東南アジアへの進出は必然です。
- 日本の需要は多岐にわたりパイが小さく、中国や東南アジアのマーケットに進出せざるを得ないのです。
- 大事なことは、現状のやり方では、日本の思うように中国や東南アジアに進出できるかという事です。
アメリカの自動車会社の不況は、日本の部品メーカー・原料メーカー・包材メーカー・物流会社へとすぐに波及していきました。その波及効果は10年前に比較して10分の1ぐらいのスピードです。世界のサプライチェーンという鎖は強く繋がってしまっています。
弊社は、この未曾有の不況をチャンスととらえるには、技術のイノベーションは最重要課題と考えますが、上記の課題を解決する『経営と業務プロセスのイノベーション(組織・業務・システムの変革)』もまた不可欠と考えています。

を実現して、世界に冠たるプロセス製造業を蘇がえらせるお手伝いをさせていただきます。
プロセス製造業へのコラム・提言